卒業式・修了式が行われました。今年も学部9名が卒業、修士2名が博士前期課程を修了しました。コロナで入学式が中止となり、2年生まではほぼオンラインで過ごした学年ですが、頑張って卒論を仕上げてくれました。修士の2人は年齢差50歳近い同級生でしたが、お互いに切磋琢磨して修士論文に取り組んでくれました。ご卒業、ご修了おめでとうございます。みなさんの活躍を祈っています。2024.04.01 02:15
大学院受験と研究生受け入れについて2022年度は2名の博士課程前期(修士)の院生と11名の学部卒業生を送り出しました。新たに3名の博士課程前期学生、2名の早期履修学生(4年生ですが、大学院の講義・ゼミの早期履修する学生)を加えて、スタートしています。最近、大学院受験、研究生の受け入れに関する質問を多くいただいていますので、こちらでもご連絡いたします。都市社会文化研究科の大学院の受験については、事前に研究テーマが指導可能かどうかメール等で、ご相談いただくルールになっています。詳しくは都市社会文化研究科のHPをご覧ください。なお、研究生の受け入れについては今年度、当研究室での受け入れ予定はありませんので、ご了解ください。都市社会文化研究科HP2023.06.04 04:03
ZOU-NO-HANA Future Scape Project20222年生のチームが象の鼻パークで実施されたZOU-NO-HANA Future Scape Project2022に参加しました。全体のテーマは「夜のまちが動き出す!光のアートが提案する『ネクストノーマル・ナイトライフ』」というもので、都心臨海部全体で取り組まれるイルミネーションイベントであるヨルノヨとの連携企画でもあり、12月9日(金)〜12月11日(日)の会期中は象の鼻パークのみならず、多くの人がまちを回遊していました。2年生のプランは「光らnight ピクニック」というもので、夜のピクニックを提案するものでした。周辺ではプロの作家さんの作品が並ぶなか、学生らしい提案で注目を浴びていました。学生からの感想 松岡美夕さん初めて自分たちの代が中心になって行ったイベントでした。企画を練るところから始まり、0の状態から企画を立ち上げることの難しさと同時に面白さも感じました。企画の大枠を決めた後、コンセプトの詳細や準備計画を突き詰められなかったことが後に準備を進めていくうえで響いてきて、今回の反省点だったと思っています。私たちは来てくださった方にゆっくりピクニックを楽しんでもらうことを想定していましたが、蓋を開けてみれば主に光るキットを身につけて撮影を行うことをメインに楽しまれている方が多く、運営の仕方などはその場で臨機応変にできたと思います。しかし想定が甘かった部分もあり、改めて自分たちで企画・運営することの大変さを知りました。とは言え、主に子ども連れの家族が楽しく参加してくださり、参加者の笑顔が見られて達成感も感じました。反省点は今後の活動に生かしていきたいと思います2023.01.27 15:56
神奈川産学チャレンジプログラムで最優秀賞と優秀賞を受賞2022年12月12日(月)に「第18回神奈川産学チャレンジプログラム」(主催:一般社団法人神奈川経済同友会、特別協力:公益財団法人横浜観光コンベンション・ビューロー)の表彰式がパシフィコ横浜にて行われ、鈴木研究室からは2チームがエントリーし、それぞれ最優秀賞と優秀賞を受賞しました。このプログラムは企業が示す課題に対して、その解決策を提案するもので、最優秀賞を受賞した小林チームは、京浜急行電鉄株式会社の「京急初の1日フリーパスを活用した旅客誘致策の提案(京急全線1日フリーパス、京急線・京急バス1日フリーパス)」という課題に対して、トラベラーズノート作成キットを配布する企画を提案しました。もう一つの加瀬チームは江ノ島電鉄株式会社の「10~20代の方々が五感を使って楽しめるような沿線活性化施策の提案」という課題に応募し、優秀賞を受賞しました。また、この結果は市大ホームページでも公開されています。写真は市大のホームページからの引用です。2023.01.21 07:56
研究室の紹介 しばらく、HPの更新が滞っていたので、あらためて、ゼミ選択を考えている1年生の皆さん向けに、研究室の紹介をしたいと思います。 鈴木研究室(鈴木ゼミ)は都市デザインをテーマとしています。都市デザインをテーマとした研究室というと、そのほとんどは建築学科などにあります。ではなぜ文系で都市デザインなのでしょうか? もともと、私自身は建築学科で学び、都市工学科や土木工学科など工学系の分野で、景観、歴史をいかしたまちづくりについて研究や教育に携わって来ました。そうした経験の中で、これからは、ものを作る(建築をつくる)技術よりも、まちやその空間をどう使うかを考えることが重要だと考えるようになったからです。歴史のある建物を活用する、あまり活用されていない空間を活用する。そういった点から、まちづくりにアプローチしていくことができないかと思っています。 また、教育の面からも文献や論文を読むだけでなく、大学の外にでて、プロジェクトを動かす経験をすることが大事だと考えています。これを高等教育ではAL(アクティブ・ラーニング)PBL(プロジェクト・ベースド・ラーニング)とも呼ばれます。演習(ゼミ)の時間だけ集まって本を読む、研究発表するだけでは、身につけることができないような経験、スキルがこれからの時代を生き抜いていくために必要だと考えているのです。これはまちづくり分野だけでなく、社会に出て様々な企業で働く時に必要とされる経験・スキルでもあります。 よく、まちづくりのイベントをやっている忙しいゼミと思っている人もいますが、イベント=まちづくりでは決してありません。その中ではいろいろな実験を行ってきています。少し、これまでのプロジェクトを振り返って見ましょう。 まず一つ目は十年以上続いている黄金町のプロジェクトです。ここは2005年までは売春で有名なまちでした。かつては高架下に100軒近いそうした小規模店舗があったのですが、1995年の阪神淡路大震災をきっかけに高架の耐震補強工事をすることになりました。そのため、高架下のお店が高架の沿いに移転したところ260軒まで増加し、24時間で営業するようになったのです。子どもたちが裸同然の女性の横を歩いて登校する様子をみたPTAのお母さん、店舗に囲まれて引っ越さざるを得ないような状況になってしまった地域の人たちが中心となり、まちを変える運動が始まりました。現在まで、文化芸術でまちを再生プロジェクトが継続して行われています。 ここでは研究室でコガネックス・ラボという小さな拠点を運営していました。(現在は閉鎖、アーティストのアトリエになっています。)これはかつての違法な営業をしていた店舗をリノベーションしたもので、ここを拠点にさまざまな活動を行いました。2008年に地区再生のために行われたアートイベント黄金町バザールの際には、カフェとして運営しました。2022.10.25 07:11
2021年度卒業式・学位授与式今年もコロナの感染対策で祝賀会や謝恩会は開催されず、卒業式・学位授与式が実施されました。皆、調査もなかなか実施が難しいこともあり、本当に苦労した学年だったと思います。おつかれさまでした!皆さんの活躍を祈っています。2022.04.01 03:58
神奈川産学チャレンジで最優秀賞と優秀賞を受賞一般社団法人神奈川経済同友会主催の第17回神奈川産学チャレンジで鈴木研究室のグループが最優秀賞と優秀賞を受賞しました。このプログラムは、神奈川県内の大学と一般社団法人神奈川経済同友会に加盟する企業とが協同して行う課題解決型研究コンペで、これまでも研究室のメンバーが参加してきました。研究室からは2、3年生混成の4グループが参加しましたが、そのうち神奈川中央交通株式会社の渡部チーム(渡部茜、長尾優磨、是枝美咲、藤原颯人)が最優秀賞、株式会社横浜ステーシヨンビルの長縄チーム(長縄旺介、中川桜花、松田瑛斗、遠矢泰三)が優秀賞を獲得しました。お世話になった企業の方々には大変感謝しています。ありがとうございました。2022.01.07 09:29
「アートとコミュニティ 横浜・黄金町の実践から」が出版されました。本研究室では2007年から横浜市中区黄金町地区のまちづくり活動に参加しています。このたび、NPO法人黄金町エリアマネジメントセンター事務局長でアートディレクターである山野真悟さんと本研究室の指導教員である鈴木先生が、これまでの活動についてまとめた本を出版されました。また、出版にあたってはクラウドファンディングが実施されて、多くの方の支援によって今回の出版プロジェクトが実施されました。その詳細はヨコハマ経済新聞にも紹介されました。特集 黄金町出版プロジェクト「アートとコミュニティの再生ー黄金町の実践」~都市×アートの実践と創造都市の政策を本にしたい~クラウドファンディングに挑戦2021.11.02 06:47
おかまちフォーラムに参加しました鈴木研究室では富岡・能見台地区のまちづくりプロジェクトに参加しています。アンケート調査の分析から、ワークショップへの学生の参加、教員の懇談会への参加などさまざまなレベルで参加してきました。それらの活動の成果がまちづくりイメージブックとして発刊されました。(クレジットには残念ながら横浜市立大学の1文字もないのですが・・・)このイメージブックのお披露目のための「おかまちフォーラム」が6月13日に富岡地域ケアプラザ、能見台地域ケアプラザの2箇所で開催されました。能見台地区の会場では、鈴木先生が「これからの郊外の可能性」というタイトルで、黄金町でも連携しているYADOKARI社の川口直人さんとともに講演されました。2021.06.19 16:29
建築学会賞(業績)復旧・復興特別賞を受賞しました。2011年から研究室のプロジェクトとしてかかわってきた気仙沼市唐桑大沢地区での震災復興支援の取り組みが2021年日本建築学会賞(業績)復旧・復興特別賞を受賞しました。この取り組みは横浜市立大学、神戸大学、東北芸術工科大学、宮城大学などの教員・学生が共同で取り組んでいるものです。研究室のOBOG達の皆さんにあらためて、感謝したいと思います。現在コロナのために、現地訪問ができませんが、状況が改善し次第、現地を訪問したいと思います。2021.06.18 07:11
2020年度学位授与式2020年度卒業式が開催されました。コロナの影響で祝賀会などは行われず、学位授与式が密をさけながら行われました。学部では11名の学生が卒業しました。みなコロナのために卒業論文の調査ができず、四苦八苦しましたが、無事に卒業することができました。大学院では社会人大学院生として博士前期課程、後期課程を過ごされた長坂泰之さんが博士号を取得されました。博士論文のタイトルは「東日本大震災の被災中心市街地における復興プロセスと商業集積マネジメントの実態に関する研究」です。中小機構の専門家して、被災地の仮設商店街や商業集積の復興に奔走されてきた経験を踏まえて、復旧・復興を検証した博士論文です。理論と実践の往還という都市社会文化研究科らしい博士論文でした。おめでとうございます。2021.06.18 07:04
学位授与式が行われました。コロナウィルス対応で、卒業式は中止となりましたが、それにかわって学位授与式が行われ、学部9名、修士2名が無事に卒業・修了しました。今年は、卒業式も謝恩会、追いコンも中止となりましたが、状況が落ち着いたらあらためて、みなで集まりたいと思っています。今年度の修士論文・卒業論文テーマは以下のとおりです。●修士論文・三渓園保勝会設立までのプロセスに関する考察・地域遺産に関わる活動主体の変遷と課題に関する研究●卒業論文・空き店舗活用によるリノベーションまちづくりの実態と要因分析-三浦市三崎を対象として-・伝建地区における土地利用の変遷および観光関連施設の立地に関する考察 -近江八幡市八幡伝建地区を事例に-・雑誌から読み取れる歓楽街のイメージ変遷について-横浜市中区野毛地区を対象に-・ストリートピアノはサードプレイスになり得るのか・地域資料のオープンデータ化の課題と今後の可能性-金澤写真アルバムを事例として-・コンパクトシティ政策による富山市中心市街地の変化・都市化に伴う風景の変化に関する基礎的考察ー横浜市金沢区を事例にー・鎌倉市内の「交流型ゲストハウス」で生まれる交流の可能性について・テーマ型コミュニティによる市民活動〜港北ニュータウンを事例に〜2020.03.25 07:58