黄金班活動報告「歩く 出会う あの街で」③
ツアーのはじめでは、NPO法人黄金町エリアマネジメントセンターの事務局長である山野真悟さん、締めくくりでは当研究室の鈴木伸治先生にお話をしていただきました。
1. 山野真悟さん
山野さんからは、12/4〜12/19の間に行われた「横浜 あの街を歩く-『草枕』のように、手書きの地図で」の企画概要、より広い範囲の地域で企画を行うことの意義をお聞きしました。これまで黄金町エリアマネジメントセンターは初黄・日ノ出町エリアにて重点的にまちづくりが行われてきましたが、今回の企画は初黄・日ノ出町エリアだけでなく、野毛山・大岡川周辺から伊勢佐木町エリアのより広い範囲で行われました。活動の地域を拡大し、近隣エリアとつながりを持って活動することで、それぞれの魅力をさらに引き出すことができるとのことでした。
2. 鈴木伸治先生
鈴木先生からは、桜桟橋前からかいだん広場までを移動しながら、まちの歴史や川沿いの空間づくりについてお聞きしました。実際に街を歩きながら先生からお話を伺うことができたのは16期のゼミ生は初めてで、本や講義で見知っていたことを確認することができたとても良い機会でした。
3. さいごに
ツアーにスタッフとして参加をしたゼミ生からは
・いろいろな話を聞くことができてよかった
・知らない場所が多かったため、もっと街を知りたいと感じた
・解説していただくことでアートをより楽しむことができた
などの感想を聞くことができました。
ツアーの構成として、「まちの歴史を最後に説明していただくことで、歴史よりも先にまちの魅力を感じてもらうことができたのではないか」という考察も生まれました。ゼミ生にとっても本や資料からだけでは感じることができない、まちの雰囲気や人をより知ることができた企画となりました。
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