研究室旅行で宮城岩手の沿岸部を訪問しました。
研究室では、毎年夏休みに研究室旅行を実施していますが、今年は東日本大震災の被災地である宮城県、岩手県の沿岸部を2泊3日で訪れました。
初日は仙台駅に集合し、サービス付き高齢者住宅を中心に地域の複合的な拠点となっているアンダンチを見学したのち、牡鹿半島で開催中のReborn Art Festival を見学、女川まで移動し、タイニーハウスを利用した宿泊施設エルファロに泊まりました。
2日目は、午前中、女川のシーパルピアと区画整理事業、災害公営住宅を見学しました。復興のトップランナーとも呼ばれるシーパルピア周辺で南三陸さんさん商店街などを見学しながら、気仙沼のリアスアーク美術館を訪問し、常設展の「東日本大震災の記録と津波の災害史」を見学しました。
その後、気仙沼市内湾地区の復興状況を見学したのち、研究室で長期にかかわっていた大沢地区で防災集団移転事業のリーダーだった熊谷さん、千葉さんから直接当時のお話をききました。
3日目はキャッセン大船渡、アバッセ高田という中心商業核の再生事例を見学し、仙台にて解散しました。
参加者のほとんどは震災当時小学生で、東北出身者もすくなかったため、初めて被災地を見る学生がほとんどでしたが、実際に現地をみて、復興まちづくりに関わる人から話を聞いて、考えることの多い合宿だったのではないかと思います。
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